秋は気管支喘息を起こしやすい季節!予防策と発作時の対応を紹介

気候の変化で体調を崩しやすくなるため、夏→秋の季節の変わり目に喘息発作が起こりやすくなります!

今年の夏は猛暑でとにかく暑く、でも台風が多くて気温の変化が激しいですよね!

こんなに暑かったのに残暑にはならないそうなので、今年は喘息発作により注意が必要かも知れません。

喘息とは

空気の通り道である気道がアレルギーや感染症が原因で炎症を起こすと狭くなります。

その結果、「ぜーぜー」「ヒューヒュー」といういかにも呼吸しにくそう、来るそうな音がするようになります。

この咳の音が特徴的なのでよく喘息時の呼吸音を「ヒュー音」と呼びます。

咳や息苦しさ以外にも、痰がらみや喉や胸の痛みも喘息の症状です。

原因

アレルギー

子どもの喘息の多くはアレルギーが原因です。

最近では知らない人はいないワードになっていますが、ハウスダストアレルギーの1番の原因「ダニ」が喘息の原因に圧倒的に多いです。

感染症

風邪や気管支炎など感染症により気道分泌物が増えるので咳が増え、喘息発作を起こします。

ただし、ここで注意したいのは咳が続いたからと言って喘息とは限らないということです。百日咳や肺炎の可能性もあります。

喘息発作が起こりやすい時間帯と時期

喘息になりやすいのは

  • 夜間~早朝
  • 季節の変わり目、気温の変化が激しいとき
  • 天気がよくないとき、
  • 疲労がたまったとき
  • 体調を崩した時
  • 発作を引き起こす刺激(タバコや線香の煙など)に触れたとき

*オレンジで示した理由が秋に喘息発作がなりやすい原因です!

その理由を説明します。

秋に喘息発作が増えるわけと対策

9月末~10月末にかけて患者数が増えます。

気温の変化

今年は実に暑かったですよね。7月~8月末まで概ね35℃以上で命の危険を感じる程の猛暑だったと思います。

なのに9月に入り大型台風が上陸し、気温は下がっています。その温度差10℃以上という地域も多いです。

季節の変わり目に多いと言われる喘息ですが、秋が最も寒暖差が大きいので患者数が増えます。

対策

  • 毎日天気予報で気温をチェックし、エアコンが本当に必要かどうか見極める。
  • 温度設定を夏より高めにする
  • 寝るときはタイマーを使う
  • 除湿モードを活用

外気温は変えられませんが、室内の温度は調節できます。日中は暑くても、最低気温は夏より低くなっていますので就寝中の冷房に注意してください。

悪天候

気温にも大きく関係してきますが、秋は台風と秋雨前線で天気の悪い日が多いですよね。

今年は8月から台風が多いですが…望まないけど、これからの時期もまだ油断できません。

カンカン照りの真夏が終わり、台風により気温が下がる。台風が過ぎた後は、晴天になり気温上昇とう変な気候になりやすいのが秋なのです。

疲労の貯留

夏バテや夏風邪などよくききますよね。

どちらも疲労が原因で、回復までに時間がかかるのが特徴になります。
つまり、回復していないまま秋へ突入する人が多いのです。

また、夏はなんとか気力で乗り切ったけど、秋になり緊張の糸が切れて疲労の蓄積を強く感じるという人もいます。

対策

  • 規則正しい生活
  • 食事
  • 良質な睡眠

当たり前のことですが、疲労には「休養」と「栄養」しかありません。

猛暑が続いた今年はそうめん、冷麺、ざるそばのオンパレードなんてことはありませんでしたか?夏は食事バランスが乱れやすい季節ですので、修正して言って下さい。

そして毎日の睡眠は大切です。上でも述べた通り、就寝中の温度設定を適切にし、ぐっすり眠れる環境を整えましょう。

体調を崩しやすい

気温の変化、悪天候、疲労の蓄積の結果、体調を崩しやすくなります。
体調を崩す=免疫力の低下・感染しやすい状態ということです。

最初に感染症が引き金となり喘息発作を生じると述べましたが、喘息の既往がある人は体調不良がきっかけとなることが非常に多いです。

ダニが増える

ダニは従来夏~秋に増えるということが明らかにされています。

喘息のアレルゲンで最も多のが「ダニ」ですので喘息発作も増えるのでしょう。

これは自論ですが、台風が多くて天気も変わりやすいので布団を干すことができないことがダニが多くなる原因なのでは?と思っています。

対策

  • シーツ交換はこまめに行う
  • 床よりもベッド、ベッドは高い方が良い
  • 外に干せるときは干す
  • 布団クリーナーを使用する

雨が降ってタイミングがつかみにくいですが、可能なときは外に布団を干しましょう。
そして、意外と大切なので寝る位置です。ダニは軽いので床に溜まりやすいので、床から高い位置に寝た方がアレルギー対策になります。

発作を起こした時の対応

発作の程度を見分けることが大切です。
家庭でできる発作の時の対応と病院へ行った方がいいかどうかの判断を説明します。

発作の種類

小発作

ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音は聞こえますが、日常生活は支障なく過ごすことができ、ご飯も食べられます。

喘息を起こすのは夜~明け方が多いので自宅で起こすことが多いでしょう。
子どもから苦しいというサインがあれば

「1.2で吸って、3~7でゆっくり吐く」

吐く時間を長くするのがコツです。苦しくなると息を吸うよりも吐くことが難しくなりより苦しくなるという悪循環に陥ります。

子どもと一緒にゆっくり吐く呼吸を繰り返しましょう。

これで落ち着けば、水をゆっくり飲めば、自宅で様子を見れば大丈夫です!

中発作

区別が難しいのですが、小発作と大発作の間くらいということで
呼吸は苦しくなり、動くのが辛くなった状態だと思って下さい。

初めての発作の場合はすぐに病院へ。

病院から薬をもらっている場合は使用しましょう。
1回吸入を使用し、発作が良くならない場合は10~15分後にもう1回吸入をします。最大2吸入までです。

それでも呼吸苦が続く場合は、すぐに病院へ受診しましょう。

呼吸が苦しいときは座って少し猫背のような姿勢になると呼吸が楽になります。理由は横隔膜が重力によって下へ広がるからです。
膝の上にクッションを置いて、身をゆだねるような状態になると楽です!

大発作

呼吸が苦しくて動けず、自然と座りたくなるような状態。呼吸困難が続き、低酸素状態となれば、唇が青紫のような色に変化するチアノーゼを認めます。

恐らく呼吸が苦しくなった時点で吸入器を使用しようと試みますが、大発作のときは吸入器も使用できないほどの呼吸状態です。

この場合はとにかくすぐに救急車を呼びましょう。

救急車を待つ間にできることは

・吸入を試みる
・座って呼吸しやすい姿勢をとる
・低酸素になり倒れる可能性があるので危険なものから遠ざける
・安心させる

です。苦しい様子を見て、家族は同様すると思いますが救急隊が来るまでに、できることを冷静にやりましょう。

まとめ

秋に喘息になりやすくなる理由は「気温と体調の変化、ダニの増加」です。

可能な限り対策をして喘息発作を起こさないことが1番です!

喘息になってしまったら慌てずに発作のレベルを判断しましょう。

苦しむお子さんを見るのは辛いですが、お母さん・お父さんが冷静に対応することで安心できますから!

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