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気胸の種類と治療|若い世代から高齢者まで

嵐の相葉君もなった気胸。若いやせ型男性に多いのは自然気胸、肺疾患に合併するものを続発性気胸、外傷に伴う外傷性気胸、重症な緊張性気胸、生理に関係する月経随伴性気胸の5種類があります。若い世代から高齢者まで発症する疾患です。治療として保存治療、胸腔ドレーンの挿入、手術とあり救急部では胸腔ドレーンの挿入の機会が多いです。
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結核と肺MAC症の違い|リンパに感染する粟粒結核とは

結核は結核菌が原因で空気感染でうつります。症状は風邪と似ていますが血痰と体重減少がサインです。リンパに感染すると粟粒結核と言い、結核性髄膜炎は致死率が高いです。肺の空洞化を認めると結核または肺MAC症を疑います。1番の違いは肺MACは人に感染しないことで、塗抹検査3回とPCR検査1回施行し、PCR陽性でガフキーが検出されれば結核となります。
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これさえ読めば分かる|胸腔ドレーンの仕組みと観察項目

胸腔ドレーンの挿入の介助と管理は救急部や呼吸器病棟の看護師は必須です。胸腔ドレーンは吸引部、水封部、排液部の3つの空間で構成されています。水封部がポイントです。水封部は胸腔内から外へ出た空気を閉じ込める&外気の空気を胸腔内に戻さないための部分です。持続吸引でもウォーターシール管理であっても水封部には蒸留水を入れておく必要があります。0または-10㎝H₂Oの位置まで蒸留水を入れておくと間違いないです。
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本当にいびき?睡眠時無呼吸症候群なら治療が必要

いびきだと思ってても、実は睡眠時無呼吸症候群かも知れません。睡眠時無呼吸症候群は10秒以上の呼吸停止時間が1晩で30回以上、または1時間で5回以上ある人です。1番の原因は肥満による気道狭窄で睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、生活習慣病・心筋梗塞・脳梗塞のリスクははるかに高まります。治療はまず生活の見直しから!
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慢性閉塞肺疾患(COPD)の治療は【禁煙】と【酸素】

慢性閉塞性肺疾患の原因はたばこです。長期間喫煙すると、酸素が取り込めなくなる肺気腫と痰が多くなる慢性気管支炎を合わせて慢性閉塞性肺疾患になります。COPDの1番治療法は禁煙、呼吸を楽にする方法として酸素療法を行います。禁煙しない限り症状は悪くなる一方で必要不可欠です。在宅酸素療法を導入すれば日常生活を送ることも可能ですが注意事項が多いです。
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療と合併症が分かる

慢性閉塞性肺疾患とはガス交換ができなくなる肺気腫と炎症による痰の貯留で気流閉塞が起こる慢性気管支炎の2面性を持つ疾患で1番の原因は長期間の喫煙です。慢性閉塞性肺疾患の治療として、薬物療法、酸素療法が中心です。慢性閉塞性肺疾患は肺がんを始めとする肺合併症が多いですが、全身の合併症として虚血性心疾患、骨粗鬆症、抑うつもあります。
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【救急看護】最低限知っておきたい細菌性・ウイルス性肺炎

肺炎は頻度の高く死亡原因上位の怖い疾患です。原因微生物によって症状が異なります。ウイルス性の方が症状が強く重症になる可能性があり、一般的には細菌性・ウイルス性肺炎ともに治療をすれば完治できます。免疫力が低下している患者に感染する院内肺炎の場合は挿管管理や中には死に至る症例もあります。
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【救急看護】これだけは知っておきたい間質性肺炎

肺炎の中でも間質性肺炎は難治性で風邪などちょっとした不調をきっかけに急性増悪することがある怖い疾患です。肺胞間の間質と呼ばれる部分に炎症や線維化をきたし、酸素交換機能が低下します。その結果、呼吸が苦しくなりいずれは酸素投与や人工呼吸器管理が必要になることもあります。救急部では急性増悪による呼吸不全の症例がよくきます。
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