知識

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呼吸器

【救急看護】最低限知っておきたい細菌性・ウイルス性肺炎

肺炎は頻度の高く死亡原因上位の怖い疾患です。原因微生物によって症状が異なります。ウイルス性の方が症状が強く重症になる可能性があり、一般的には細菌性・ウイルス性肺炎ともに治療をすれば完治できます。免疫力が低下している患者に感染する院内肺炎の場合は挿管管理や中には死に至る症例もあります。
呼吸器

【救急看護】これだけは知っておきたい間質性肺炎

肺炎の中でも間質性肺炎は難治性で風邪などちょっとした不調をきっかけに急性増悪することがある怖い疾患です。肺胞間の間質と呼ばれる部分に炎症や線維化をきたし、酸素交換機能が低下します。その結果、呼吸が苦しくなりいずれは酸素投与や人工呼吸器管理が必要になることもあります。救急部では急性増悪による呼吸不全の症例がよくきます。
循環器

救急・災害時に増えるたこつぼ型心筋症とは

ストレスが原因と言われているたこつぼ型心筋症は救急入院や災害時に多いです。左室の収縮が不十分になりエコーでタコつぼのような形を認めることから名づけられ、一過性に急性心筋梗塞と類似した症状を認めます。急性冠症候群との鑑別が非常に大切で類似した検査を施行し診断をします。予後良好ですが、高齢者は自覚症状が乏しいので注意です。

【救急看護】最低限知っておきたい生常圧水頭症

脳疾患の合併症や高齢になると原因不明の正常圧水頭症を発症する可能性があります。脳室とういう空洞の中に髄液が貯留して脳実質を圧迫し、3症状と呼ばれる歩行障害、尿失禁、認知機能の低下を認めます。脳室に髄液が貯留しないよう逃げ道を作る治療として脳と腹腔内、腰椎と腹腔内にシャントを造設すると症状を軽快させることができます。
循環器

【救急看護】左心不全・右心不全・うっ血性心不全の違いと対応

心不全とは心臓に負担がかかり心臓の本来の働きが低下した状態のことを指します。左心不全では全身へ血液を送り出す能力が低下し、心拍出量が減少します。また肺静脈がうっ滞して肺水腫を合併すると低酸素症状も認めます。右心不全は全身の静脈が溢れ、むくみを中心に症状が現れます。心臓と肺の循環動態を整理すると理解が早いです。
循環器

【救急看護】急死の原因に多い大動脈解離

突然死の原因で心筋梗塞と同様に多い疾患は大動脈解離です。特にスタンフォードA型は治療の遅れが命とりになり発症後48時間で半数がなくなるとも言われています。救急搬送される頻度の高い疾患ですので、救急部に所属する看護師は必ず知っておかなければならない疾患です。A型B型のそれぞれの治療についてまとめました。
循環器

【救急看護】最低限知っておきたい大動脈瘤の知識と対応

大動脈瘤は自覚症状がなく他の検査で偶発的に見つかることが多いです。大動脈瘤だけで救急搬送されることはないですが、既往がある患者さんはいます。その際、どの部位でどれくらいの大きさなのかを知っていなければ瘤が破裂するリスクを考慮できません。救急疾患に直接関係ない大動脈瘤ですが、救急看護師なら知っておきましょう。
循環器

【救急看護】最低限知っておきたい致死的不整脈

救急部で働く看護師なら必須事項である致死的不整脈。必ず遭遇するでしょう。不整脈の中でも心室細動、心室頻拍の頻脈性と房室ブロック、洞不全症候群の徐脈性の4つは緊急性が高く救急で高頻度で見られます。心電図波形の見方や最初の処置など知っておかなければならない知識をまとめています。
一般知識

【救急看護】初期対応が重要な急性冠症候群

救急部で働く看護師な必ず急性冠症候群に遭遇するでしょう。疾患の機序、症状、診断、治療の4本柱で心筋梗塞・狭心症を完結に解説しています。救命センターの場合を考え、救急外来・救急部ICU・救急病棟の3か所の役割もまとめました。これだけは知っておきましょう。
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