病気の知識と予防

関東を中心に成人男性の風疹患者が増えています。実は30～50代男性は定期接種をしていない世代なので風疹の免疫を持っていない人が多いのです。妊娠20週までに妊婦さんが風疹になると胎児が先天性風疹症候群という様々な症状がでる可能性があり大変怖いです。だから、妊娠を望む人は2回予防接種して風疹を予防しましょう。

子宮頸がんワクチンは重大な副作用が報道され、任意接種へ変更となりました。世界では予防接種が主流になっていますが、日本では接種率１％と極めて低く、子宮頸がんの患者数・死亡率は増加しています。副作用が怖くて予防接種を受けないのであれば、20歳以上の女性は毎年子宮頸がん検診を受けて、がんの前段階で見つけることを目標にしてください。

1年間で秋が喘息発作を起こしやすい時期です。理由は「気温と体調の変化とダニの増加」です。特に今年は猛暑だった夏に一転、台風も多く気温の変化が激しいので喘息発作に注意が必要です。注意しても発作は起こることがあります。その時は発作のレベルを判断し、病院に行くべきか見極めることが重要です。ぜひ冷静な対応を身に付けましょう。

会社でも地域でも健康診断で必ず測定する「血圧」。 高齢者は気にされている方が多いです。一方。60歳未満の働き世代は...