英語論文を読むときに、Google翻訳は必ず使います
Google翻訳でだいたいの意味は理解できます。
しかし、医学用語は正しく翻訳されていないことが多いです。
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医学英語の辞書もあるけど、論文を読むためだけに買うのはもったいないし、時間もかかります。
(大学院に進学する人などは買っておいても損はないと思うけどね)
そこで、無料で医学用語の正しい意味を教えてくれるツールを紹介します。
無料・オンラインの医学用語の辞書ツール
これさえあれば、医学用語の翻訳に困ることはありません。
私が大学生の頃はこのツールを知らなくて(なかったのかも?!)、ネットで何度も調べました。
それでも分からない単語は図書館で辞書を引いてました。
「英辞郎 on the WEB」があれば、すぐに日本語が分かるので、英語論文を読むのが苦じゃなくなると思います。
検索方法
“dysthyreosis”という単語が分からないとします。
検索ボックスに入力すると
検索結果に
医学用語という意味も表示されています。
論文を読むだけなら、これだけでも十分です!
ただ、もう1ランク上を目指して、同音異義語や使い方も知りたいですよね。
英辞郎のお勧めポイントは、この単語をどのように使うかという例をたくさん示してくれることです。
使い方の例を調べる場合
今度は、検索ボックスに日本語で「甲状腺機能低下症」と入力します。
すると、
画像は検索結果の一部です。
該当件数47件とあるように、甲状腺機能低下症を使った例が47通り、提示してくれます。
論文を読んでいくと、甲状腺効能低下症の英語でも何パターンか出てくることもあります。
さらに、合併症や治療法など、関連ワードもたくさん出てくるので、英辞郎で調べておくと理解が早いです。
Google翻訳と英辞郎の比較
最初に説明した通り、Google翻訳では、医学用語が正しく訳されないことがあります。
例えば”anteriovenous malformation”を検索してみます。
Google翻訳は惜しいけど、大事な「脳」という訳が抜けています。
Google翻訳でも主要な医学英語(医療関係者以外の人も知っているような病名など)は正しい日本語に訳してくれますが、専門性が高くなると、少し不安です。
よって、Google翻訳と英辞郎を併用することをお勧めします。
使い分けることで、英語論文を読むスピードもアップしますし、意味も理解しやすくなりますよ。
Google翻訳と英辞郎の使い分け
単語に絞って意味を知りたいとき→英辞郎
Methods、Results、Conclusionなどは、流し読みで良いという話をしたのを覚えていますか?
<内部リンク>
全体像がなんとなく分かればOKという内容はGoogle翻訳でざっくり調べるだけで十分です。
Abstract、Introduction、Discussionなど、しっかり読んで意味を理解してほいい部分は、全体をGoogle翻訳で調べて、その中で知らない単語だけは英辞郎で検索すると完璧です。
英語論文の入手方法
英語論文を入手する方法は、オンラインまたは購入の2種類あると思います。
オンラインで入手できる論文は、文章をコピーしてGoogle翻訳を使えば、すぐに意味が分かるから簡単です。
購入した論文は、紙媒体で手元に持つことになるので、Google翻訳を使うには、いちいち英文を入力しないといけません。
その作業もけっこう時間がかかりますよね。
Abstractだけはネットに掲載されている
Abstractは集中度MAXで読むこと&日本語に訳しておくことを紹介しました。
紙媒体の論文のAbstractも実は、オンラインで探すことができるって知っていましたか?
Abstractを読んで内容に興味があれば、全文を購入するというのが一般的ですよね。
なので、Abstractだけはオンラインで読むことができます。
購入した論文のタイトルを検索してみて下さい。
その時、タイトル全部を入力すると、論文が検索されないことがあるので、3~4単語だけ入力することをお勧めします。
論文が見つかれば、Abstractの部分だけでもコピーしてGoogle翻訳を使えば、簡単に日本語訳を作ることができます。
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ツールとネットを駆使すれば、英語論文だって簡単に読めます。
卒論の評価アップは間違いなし!
英語が苦手な人も英語論文に挑戦してみてね。
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