看護学生の試験対策-絶対に単位を取れる勉強方法-

看護学生

看護学部の2年生は、前期・後期それぞれ試験教科が20ずつくらいあります。

しかも、ほとんどが暗記です。

いっしー
いっしー

試験前は徹夜、バイト・サークルを休むのは当たり前!という友達が大半でしたが、私は日ごろの授業中に試験対策を終わらせていたので、試験前でもバイトもサークルも行っていましたよ!

当たり前ですが、日ごろの授業を無駄にしなければ、期末試験前に焦ることもなく、単位が取れないかもと不安になることもないです。

さらに、この勉強は、実習・国家試験にも繋がるので、ただ単位を取るためというよりかは、最終目標の看護師になるために絶対に役に立ちます。

では、私が実践していた授業中に終わらせる試験対策を紹介します。

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ノートは取らない

じゃあ、メモしなくてもいいの?と思った方、そうではありません。

いっしー
いっしー

付箋よ!付箋!

ノートにメモしている人って黒板写しているだけでしょ。まるで模写!

授業中のメモは、記憶を思い出すため、重要ポイントを抑えるために必要な作業なので、ただ黒板を写すだけでは試験対策になりません。

 

 

授業は教科書かスライド資料を使っていました。

クラスメイトは、この科目にはこのノートみたいな感じで、張り切って各科目のノートを用意していましたが、ナンセンス!

だって、ノートに記録しても教科書のどこと関連があるのか、分からないから…

結局教科書を丸写ししてるみたいになっている人が多いと思います。

冷静に考えると、期末試験は教科書かスライド資料から出題されるので、重複してノートに記録する必要はありません。

ただし、ぼーっと授業を聞いているだけでは、重要ポイントも分からず、試験前に教科書を開いても全く理解できないと思います。

そこで、先生が口頭で言ったこと、補足説明がないと分からない部分は、付箋を貼っておくのです!

付箋の使い方

付箋は大・中・小の3種類を使い分ける

 

イメージはこんな感じです。

①小付箋は日付を記載

たいてい、教科書は前からページに沿って、授業が進むと思いますが、その日の授業の範囲が分かるように、授業の最初と最後のページには、日付を記載した付箋を貼ってました。

別に日付はなくても困らないのですが、教科書の全体の中でもどの部分を学んでいるのか、自分の立ち位置みたいなものを把握していないと、全ての授業を終えた時に全体の繋がりが見えなくなる可能性があります。

なので、自分の頭の整理のために日付はメモしていました!

どうしても、教科書からはみ出すので、剥がれやすいので、紙ではなくプラスチック製の物の方がオススメです!

②中付箋はキーワード+1センテンス

図とかグラフとかの周りによく使ってましたが、中付箋には「キーワード+1センテンス」程度の補足説明のメモに使っていました。

例えば、【左心室:大動脈に繋がる、全身に血液を送るポンプの役割】

のようにメモしておけば、左心室の役割は一目瞭然ですし、ポンプの役割ってことは心臓の中でも重要な部分だから左心室の壁が一番厚いとか、心拍出量を決めるのはポンプ能とか、連想することが容易です。

③大付箋はテストに出そうなポイントを残す

大付箋は言わば、教科書の要約と思って下さい。

その教科書の1ページの中で重要箇所、つまり、期末試験に絶対出るであろう、看護師になってからも必要な知識という内容を箇条書きで大付箋1~2個に残しておきます。

実は、これが授業中で重要な期末試験対策です!

試験前はこの大付箋のポイントを押さえて、勉強するだけで大丈夫です

3色ボールペンの活用

いっしー
いっしー

看護師の基本!というか、社会人の基本かも。

看護師になってからも患者情報などをメモするとき、3色ボールペンが当たり前。

看護学生の内から3色ボールペンMyルールを決めておこう

基本的に

赤:最重要

青:知っておくとよいこと

黒:ベースカラー

という認識で使い分けていました。

自分でメモをする場合

脳出血の原因は細い動脈が破れることであり、動脈硬化、高血圧、糖尿病、血液透析などの生活習慣病に関連した疾患が要因になる。出血部位により、症状と後遺症の出現率、死亡率は異なるが、最も一般的な症状は、頭痛、嘔気である。
教科書の文章の場合

被殻出血について:

脳出血の中で約50%を占める、最も出血しやすいタイプである。被殻は脳の中央部にあるため、運動や感覚、高次機能(言語、理解力など)を果たす。被殻出血を生じると、運動障害、感覚障害、各種の失語症などの症状が出現する。被殻の部分のみの出血であれば比較的軽症でありリハビリ次第でADLを下げることなく社会復帰可能だが、出血が基底核部の内包に及ぶと、出血部位の反対側に麻痺や感覚障害が起こります。

こんな感じで色分けすると、暗記の優先事項が明確になります。
授業中に色分け作業を終わらせておけば、試験前の勉強も悩まずに済みます。

試験前の勉強法

日頃の授業中にこれだけ、工夫をしていても、試験開始2週間前から準備しないと間に合いません。
遅くない?と思ったかも知れませんが、大学は試験期間が長いので、試験の初日から最終日までに2週間くらいあるのです。
なので、取り掛かりは2週間前で大丈夫です。
やるべきことは2つ
・大付箋の確認
・赤文字を優先的に暗記する

これだけです!

授業中に付箋でメモしたことを頼りに、重要箇所を暗記していくだけです。

いっしー
いっしー

これだけで、大丈夫?って思った人。

記憶が薄れているかも知れませんが、90分の授業中に重要と思った箇所を信じて、勉強するのみです!貫けば、好成績間違いなし!

効率の悪い例3パターン

・暗記ノートを作っちゃう子
・先輩情報を信じちゃう子
・徹夜して時間をかけて勉強しちゃう子
この3パターンに当てはまるクラスメイトがたくさんいました。
それぞれのスタイルなので、ダメというよりは、効率が悪いなという印象です。

暗記ノートを作っちゃう子

高校生までよく使っていた「オレンジペン&緑シート」の登場です。
わざわざ、教科書に書いてある内容を複写して、暗記ノートを作る人ってけっこう多かったです。
なんども言うけど、それって二度手間じゃない?
教科書やスライドにすでに載っていることを暗記できたかの確認のために写すなんて、時間がもったいないです。
移動時間に勉強できるから便利かも知れませんが、暗記したい内容をスマホで写真を撮っておけば、ノートがなくても勉強できます。
暗記できたかどうか確認したいなら、緑シートで隠さなくても、空でその疾患や機序など説明できるか口頭で言ってみるとよいのです。
説明できるまで、記憶していれば、間違いなく自由記述でも()に言葉を当てはめる問題でも対応できますから!

先輩情報を信じちゃう子

先輩からの前年度の試験情報は大事です。

看護の試験なんて、答えは決まってるし、毎年新しい重要ポイントが生まれるわけでもないので。

ただ、前年度の試験の内容だけを信じて山をかけると、怖い目にあうかも知れません。

先生たちも、生徒が代々試験内容を引き継いでいることなんて、知っています。

私の代も、試験内容をクラス全体で思い出して、情報を残しておいて、赤点を取った人とか後輩のために情報を流していました。

前年度の試験内容を網羅しながら、自分で+α勉強してください。

徹夜して時間をかけて勉強しちゃう子

いっしー
いっしー

徹夜なんて、効率悪すぎ。

その場しのぎ勉強だから、国家試験前にもう一回同じ勉強しないといけなくなります。時間がもったいない!

試験前になると、徹夜続きって人が本当に多かったです。

もはや、徹夜している自分かっこいいみたいな自己陶酔してる感じ。

言うまでもないけど、徹夜って勉強も身体も良いことないです。

徹夜すると、意識レベルで言うと、JCSⅠ‐1~2くらいになるらしいから、意識障害を持って試験に臨むってことです。

一時的に暗記して、試験は突破できるかも知れないけど、試験勉強の内容は、3年生から始まる実習や最終ゴールの国家試験にも繋がります。

2年生の期末試験で、きちんと勉強しておけば、後から本当楽になります!

徹夜してその場しのぎの勉強をするんじゃなくて、将来に繋がる勉強をしてください。

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