救急部看護師の職場の本音|よくある質問に答えます

ドラマの影響もあり、救急部で働いてみたいと思っている人が多いですよね。

でも、救急部の看護師って怖そう、大変そうと思っていませんか?

よく言われることが

・体力的にきつそう
・経験がないとやっていけないでしょ
・処置中、気分悪くなったりしないの?
・ストレス耐性強くなりそう
・いっつも走って忙しくて、気が強い人しかむいてないでしょ?
・勉強が大変そう

など。

いえいえ!こんなイメージ、救急部だけじゃなくてどの科の看護師でもあり得ます。
もし、救急部での学習関しては不安な看護師は救急病棟で買うべき教科書を参考にしてください!

では、実際に働いていたからこそ語れる、救急看護師によくある質問に答えていきタイと思います。

救急部の看護師によくある質問とイメージ

救急部は夜勤が多い?シフトについて

救急病棟は4:1、救命ICUは2:1と患者と看護師の配置が決まっています。

一般病棟の場合は日中は7:1と患者7人に対し看護師1人が最低ラインの配置で夜間の看護師の人数を合わせて7:1になっていれば良いというルールになっています。
これを傾斜配置と言い、検査や手術がある日中に看護師の人数を増やしておき、夜間は処置もなく、比較的落ち着いて過ごせるため看護師の人数を減らす。24時間通して7:1の割合が維持されていればOKということです。

【一般病棟】
日勤は看護師多め、夜勤は看護師少ない→1人当たりの夜勤の回数は少ない

【救急部】
日勤も夜勤も看護師の配置はほぼ一緒→1人当たりの夜勤の回数は多い

私が勤めていた病院はスタッフの人数が多くマンパワーには恵まれているところだったのですが、それでも4週間のシフトで平均6回は夜勤をしていました。
2交代制では夜勤→非番→休みという決まりがあるので夜勤が多くなると、夜勤をしないと休みがないということです。

日勤の翌日に休むということはほぼなかった気がします。

救急部で働くと体力的にきつい?

救急部に限らず看護師という職業は体力は必要す。

個人的な見解ですが、体力は

一般床>救急だと思います!

日々の業務で比較すると、圧倒的に一般病棟の方が運動量が多いので体力は必要だと思います。
救急部は時間との勝負ですので動線が短くなっており、動く範囲が限られます。
患者さんは全介助の人もいますが、医師・研修医・看護師と比較的マンパワーが多く、医療機器も使用しているため安全上、一人で介助することはありません。
一方、一般病棟はベッド数も多く自立度も様々なのでナースコールが鳴るたびに病棟の端から端まで動き、検査や手術の搬送など移動が多いです。

そのため、日々の業務の体力でいうと、一般病棟の方が必要でしょう。

重症例も多いから精神的にきつくない?

一般床と救急で精神的に辛いと感じる内容が異なるだけで、比較はできません。

私が感じる精神的に辛いことは

・重症熱傷や交通外傷により損傷が激しい患者が搬送されたとき
・精神疾患のある患者が医療者へ攻撃的になるとき
・夜間せん妄になり、混乱状態に陥ったとき
・不注意でインシデントを起こしたとき
・残念ながら救えなかった患者の傍で家族が号泣している様子を見たとき
・急変時に全く役に立てなかったとき

など。

人の命が関わっている医療現場ですので、もちろん精神的に辛いこともあります。
時間との勝負かつ緊迫している中なので、医師も看護師も口調が強くなることもあり、1年目のころは私もよくへこんでいました。

ただ、1点言いたいのは

最初から精神的に強いわけではありません。

働いている内に精神的に強くなったというより、自分なりに気分転換することができるようになった!

というのが正しい気がします。

救急部の看護師って冷たいよね

これ、よく言われます。感情ないの?って。

冷血と思われるのは心外で、冷静と言ってほしいです。

損傷が激しい患者の処置の時も、処置介助や記録に集中しています。
医師が必要なものは何か、どんな検査をする可能性があるかなど、考えながら準備をするので、気分が悪くなったり、びっくりして腰を抜かす暇がないのです。

攻撃性の強い患者と接するときは安全第一で対応し、患者さんも辛くてこういう行動を起こしているんだと自然と客観的に判断できるようになります。
看護師という仕事であり、患者さんが病気を抱えているという関係はどんな疾患でも変わりません。

集中力と冷静さを身に付け、感情をコントロールしています。
感情の起伏が激しいと、判断や行動に誤りが出る可能性があるので、努めて余計なことを考えないよう集中し、感情を抑え冷静に振舞っています。

何科の経験があれば救急部で働くのに有利?

病救急というと外科領域を経験していた方が有利な気がしますが、何科の経験でも役に立ちます。
なぜなら、全患者が対象で疾患も年齢も選べないからです。

小児・手術室から移動すると、注射したことないしとか記録の仕方が分からないとか、不安なことが多いかも知れませんが、些細なことです。
それよりも小児患者の対応の時に重宝され、手術室ナースは清潔操作が見事で色んな科の医師と接するのも上手なので初療室では本当に頼りになります。
静脈確保や記録なんて、勤務していくうちに慣れるので全く問題ないです。

内科の看護師は向いてない?それも嘘です。

血液疾患・神経疾患・がん患者の病態悪化のため救急車で搬送されることがよくあります。
内科疾患は薬物治療の種類が多く複雑なので知識が役に立ちます。
さらに、緊迫した状況でも穏やかに家族と接することができるので関係構築が上手です。

外科も内科も小児も手術室もどんな経験でも役に立ちます。
どの科の看護師でも基礎はできていますので、救急特融の疾患や処置方法を覚えればいいだけです。
何科だから有利とかはありません

救急部の看護師って怖い?厳しい?

働く環境って1番気になりますよね。中でも、看護師間の関係性!

1年目~50代のベテラン看護師まで幅広く、男性看護師も多いのが特徴だと思います。

はっきり言って、怖い時もある、厳しい時もある。けど、理不尽ではない。

ベテラン看護師とのコミュニケーションは特に1年目の時は難しく感じることもありました。
過度に緊張して普段しないようなミスをしてしまったり、何度も練習して申し送りをしたのにうまく伝えられなかったり…それで嫌な態度を取られたり注意を受けたり。

ただ、これは救急部に限らずどの部署でもあることだと思います。
失敗もしたし、怒られることもあったけど、いじめられることはなかったです。

緊急時はチームワークが大切なので、いじめなんて論外です。

むしろ、指導熱心で時間オーバーするくらい教えてくれる先輩も多いと思います。

口数が少なくて怖い印象があったけど患者にはとっても優しいなど、何かしら良い面を見つけることができると、その先輩への印象も変わるはずです。

救急部の看護師のまとめ

世間のイメージとは違います!私も働くまでは怖そうとか辛そうとかマイナスイメージが先行していましたが、幅広く疾患を学ぶことができて、自分に自信を持つことができる部署です。

どの科でも辛いことや大変なことはあるので、気持ち次第ですよね。
思い切って救急部の看護師へ挑戦してほしいです!

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