マズローの5段階欲求で赴任妻のストレスの原因を探る

看護理論の1番最初で習うマズローの5段階欲求

看護学生・看護師なら誰もが知っている理論です。
成人ならば出身や性別に関係なくこの思想が当てはまります。

マレーシアのど田舎へ帯同し、毎日16時間一人ぼっちで家で過ごしている私は、なんとかしてやることを見つけよう!と。
しかも生産性があり、自分の今後に役立てることで、続けられることを実践しようと!と奮闘してきたつもりですが…(赴任妻が働く難しさ

夫を支えたい気持ちと自分も成長したい気持ちのバランスが崩れ
心が折れそうになっています。

このままの日々が続くと私自身も夫婦関係も破綻するかも知れないと考えるようになるまで不安が募り、自分を見つめ直すことにしました。

マズローってどんな人?

アブラハム・ハロルド・マズロー(Abraham Harold Maslow)はアメリカ合衆国の心理学者です。

(写真の出典元:Wikipediaアブラハム・マズロー)

NYで生まれ、人間性心理学の最も重要な生みの親と言われています。その理由は、精神分野の病理の理解を目的とする精神分析と、人間と動物を区別しない行動主義心理学の間の、いわゆる「第三の勢力」として、心の健康に関する心理学を目指し、人間の自己実現について提唱したからです。マズロ-は1943年に発表した論文「人間の動機づけに関する理論」の中で人間の欲求の階層(マズローの欲求のピラミッド)を唱えました。

マズローの5段階欲求は今では心理学のみならず、先ほど述べた通り看護学や経済学など幅広く応用されています。

マズローの5段階欲求のピラミッド

視覚的に理解できると思いますは、人間は5つの欲求を持っており、基本的欲求が土台となり、次に安全の欲求…とピラミッドのように積み重なり自己実現へ向かうのです。
基本的欲求~承認欲求まで欠乏欲求と言い、足りないと不満を感じててしまう段階のことです。(マズローは後に、欠乏動機と呼んでいます)

1番上の自己実現の欲求成長欲求と言われ、必ずしも必要というわけではないが、人間は欠乏欲求が満たされた後は、自己実現、自己肯定感を得ることを目標にします。(成長動機と表現されます)

では、5つの欲求についての説明と私のような赴任妻に当てはめて考えていきます。

1段階目:基本的欲求(生理的欲求)について

言葉の意味通りで、「衣食住」のことを指します。

【赴任妻】
会社が家を用意してくれて、住居は問題ないです。
食事は毎週木曜日にイオンへ買い物に行っており、1週間分まとめ買いをし、基本的に毎食自炊しているので問題ないです。
衣類は日本から持ってきたし、足りないものはマレーシアでも購入できるのでクリアです。

基本的欲求〇

2段階目:安全の欲求について

言葉通りの意味ですが、安心できる環境で過ごしたいという意味です。
治安や住居環境、身分の安定などを指します。

【赴任妻】
住んでいるところは治安は安定しており、恐怖を感じたことはないです。
住居環境は雨風もしのぐことはでき、2重扉になっているので安全は保てています。
しかし問題は洗濯機の場所です。裏口に設置されているので、外置きかつスコールが降ると水浸しなのです。他の家庭は洗濯機は屋内に設置されているのに…と少し不満と差を感じています。

安全欲求△

3段階目:所属と愛の欲求

集団に属して仲間が欲しい。
会社、家族、国家など帰属する場所があるという意味です。

【赴任妻】
帯同している子連れの家族が「子どもたちが会いたがっているので来ませんか?」などと私を誘ってくれて仲良くしてくれます。帯同家族のグループには所属できているつもりです。

赴任妻は会社の規定で就労ビザを取得することができないので、現地で仕事をすることはできません。
そこで、ビザが要らないオンラインを使った仕事を探し奮闘していますが、フリーランスなのでどこかのグループに属しているとは言えません。

家族にも属していないのでは?と思っています。
なぜなら、夫は月~土曜、毎日16時間家にいません。
日曜は休みというルールですが、ほぼ出勤しており代休も取れず、月に2回程度しか休みがありません、
帰宅後も疲れているのでコミュニケーションを十分にとる時間もないので結局一人です。孤独感が勝るので私は家族に属しているとは言えません。
他の家族は、毎週日曜が休みで平日も20時までには帰宅し、家族団らんができているようですので、この欲求は赴任妻によって二極化するかも知れません。

所属と愛の欲求△

4段階目:承認の欲求

他者から認められたい、他人へ必要とされたい目標を遂行・達成し褒められたいという欲求です。

【赴任妻】
夫は「毎日帰ったときに出来立てのご飯を出してくれて助かる」というような感謝の言葉を述べてくれたことがあります。
他人へ必要とされるという条件にあてはまり、満たされていると言えるでしょう。ですが、専業主婦なんだから家事をするのは当然という考えもあるので、自分次第で決まると思います。
私の場合、家事をしてくれることをほめてくれても達成感は得られません。必要とされていることは嬉しいですが、家事に対して目標とか達成とかないので承認どころか、もっと自分の能力を他に活かせることはないかなと思ってしまいます。

承認の欲求✖

5段階目:自己実現の欲求

~なりたいという自分の目標や将来への希望を持ち行動することです。

【赴任妻】
子どもいる家庭は、ママとしてのなりたい自分や子どもの将来への希望があるはずです。
しかし、物理的にできないこと、制限が多い環境なので実現は難しいです。

私は「赴任妻でも自分で遊ぶお金は自分で稼ぎたい」というのが目標です。
挑戦は続けていますが結果がでていないので…

自己実現の欲求✖

マズローの5段階欲求と赴任妻のストレス関係

ピラミッド構造になっている通り、土台がしっかりしていないと上の階層の実現は不可能であるということが分かりましたか?

基本的欲求が満たされていない時点で安全や所属の欲求を満たすのは難しいのです。また、欲求が満たされているかは個人の感じ方にも左右されます。

人間は欲求が満たされないと、不安や不満を感じますが、自分で解決しようと努力すること、解決できなくても改善しようとすることで不安を解消し、ストレスを軽減するこができます。
ストレスコーピングを身に着ける方法をぜひ参考にしてください。

私は改めて、所属と愛の欲求が不安定なんだと気づきました。
夫ともっと話したいのに、話す時間がないのが原因でしょう。要は愛に飢えているのです。
原因は分かれば解決できる可能性が開けます。

赴任妻ならではの悩み・ストレスの原因を見つけ、改善できないかを見直すきっかけにマズローの5段階欲求で考えてみて下さい!

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