新卒でまさかの救急部に配属-新人看護師1年目のスケジュール-

希望ではなく、まさかの新卒で救命救急センターへ配属されてしまい、1年目は本当に試練の連続でした。

きっと救急看護師を目指している人も多いと思いますので救命救急センターの救急病棟に配属となった1年目の先輩フォローの状況やスケジュールをお伝えします。

救急病棟ってどんなところ?と疑問に思われた方は「救急部と救命救急センターって何が違うの?」を参考にしてくださいね。

4月 日勤のみシャドーイング&完全フォローで受け持ち

4月は1週間くらいは全体のオリエンテーションとか研修などがあって、それから各部署に配属されました。

救急に来た1週間は完全にシャドーイング。先輩の後ろを金魚の糞のように追っかけるという日々です。それで日勤業務の流れを理解したり、物品の場所を覚えたり…とにかく覚えないとと必死でした。

シャドーイングが終わった後は完全フォローの下、患者一人を受け持ち。担当する患者さんは、その日入院している患者さんの中で1番軽症で急変リスクが極めて低い人です。完全フォローのときは先輩が私の金魚の糞のようについてきてくれて、1つずつ指導をしてくれました。

心強い反面、ずっと監視されているという緊張感で…本当に疲れました。

5月 日勤は転棟患者1人と延泊患者の2人持ち&夜勤見習い

一般床に転棟できる患者さん1人と救急科で入院を継続する患者さんを1人の計2名の受け持ちが始まりました。もちろん、完全フォローの下です。2人になった途端、時間との闘いが始まりました。

転棟が10:00~11:30に求められることが多いです。しかも、様々な検査が予定されている患者さんが多いので、転棟後に検査に行くよりも転棟途中で行けた方が移動が少なく、患者さんの疲労も軽減でき、転棟先の看護師の業務も減ります。

転棟時間の調整は受け持ち看護師と検査室との時間調整を同時進行でやらなくてはいけません。そして、転棟時間までに清潔ケアを終わらせ、時間でやるべき点滴や内服などももちろん忘れてはいけません。そして患者さんの荷物をまとめ、その日の点滴など必要なものを持っていざ検査&転棟へ。

8:30~45に申し送りが終わり動き出すので10時に転棟する場合はたったの1時間弱しか時間がないのです。さらに、なんとなくですが早く一般床へ転棟することが暗黙の了解になっていて、のろのろしていたら仕事ができないと思われかねない雰囲気があったのです…

なぜそんなに急ぐかと言うと、急変リスクが高い患者さんや緊急入院の可能性もあるので少しでも仕事を早く終わらせ、いざというときに備える必要があったからです。
理にかなってはいるけれど、1年目の私はそんなに要領よくできませーんと心の中で嘆いていました!!!

日勤業務の内容を知りたい人は「救急看護 日勤業務内容とスケジュール」を参考にしてください。

見習い夜勤というのはリハーサルのようなもので夜勤人数にカウントされていません。5月に夜勤の完全シャドーイングが2回ありました。

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6月 日勤受け持ち2名+夜勤スタート

2人受け持ちは変わりないですが転棟・延泊・退院患者と組み合わせが増えました。毎日のように転棟患者を受け持つことで少しずつ時間配分も分かるようになり、検査・ベッド移動の時間調整もだいぶスマートになりました!

たまに急な検査が入ると予定が崩れていき、焦ることはありましたが予定された検査とベッド移動は忘れものもなくできるようになり6月からは転棟も1人で自立して行けるようになりました!

6月のメインイベントはなんといっても夜勤です。夜勤では入院を受け入れることがメインの業務ですが…もちろんそんなレベルではありません。

なので延泊患者を1~2人ずつ受け持ち、入院を担当する先輩をシャドーイングするという日々でした。確か6月で4回夜勤が入っていたと思います。

夜間の延泊患者さんは時間でやることがほぼ決まっているのでそれほど忙しくないです。

夜勤の業務や時間配分などが知りたい人は「救急看護 夜勤業務内容とスケジュール」を参考にしてください。

7月 日勤3人受け持ち+フォローの下入院受け入れ開始

日勤で2人受け持ちに慣れたので3人へ。最初は延泊2人+転棟・退院1人で3人受け持ちに慣れ、2人転棟・延泊1人へ。たまに運悪く急な転棟が決まることがあり、結局3人転棟という日もありました。このころからフォローの先輩がつくのはなく、リーダーフォローに代わり、自分から困ったこと分からないことは報告しなければいけなくなりました。

だいたいの新人さんは7月頃~少し先輩の目が離れるのでインシデントが増えるそうです。私は、先輩の目は離れたといえど、救急病棟は比較的スタッフに余裕があり、恵まれた環境で仕事をさせてもらっていたので、インシデントは幸い起こしませんでした。

日勤の2人→3人は私の中ではさほど大変な壁ではなく、時間配分も慣れてきたころだったので割とスムーズにでき、3人受け持ちでも時間内で記録が終わるようになってきました。

夜勤ではフォローの下、入院の受け入れを開始しました。ただし、受け持つことができる患者は今まで勉強したことがある疾患のみという制限がありました。

なので、入院を担当できるかはその日の搬送されてくる患者さん次第です。
7月~日勤よりも夜勤の方が緊張度が増し、常に業務忘れないかな?とか、少しでも先輩に迷惑かけてはいけないなとか…とにかく必死で気が休まる時間はほぼなく、仮眠休憩中も残業しないようにと記録をしたり…と終始緊張していた気がします。

レンタカー

8~10月 日勤でも入院受け入れ開始+夜勤で入院最低1人

日勤はほぼ問題なく業務できるようになり、午前中に転棟を終え、午後フリーになることが増えてきました。フリーになった人が午後の緊急入院を受け入れる係になります。日勤で入院を受けることになると記録が全く終わらず、必ず残業でした。私が一人で残業する分には良いのですが、リーダーフォローを継続していたので、結局リーダーも一緒に残業をさせてしまうはめに…とっても心苦しかったです。

夜勤でも最低1人は入院を受け入れることになりました。7月は勉強したことがある疾患という制限がありましたが、それでは入院の練習ができないため…軽症の患者を担当するという方針に変わりました。
初めて持つ疾患の時は入院が決まった時点で最低限の知識を調べ、分からないことがあればすぐに先輩へ確認するという方法です。

どんな疾患が来るか分からないからドキドキでしたたが…10月頃になると、日勤で受け持つたびに学習していた疾患に遭遇することが増えてきました。

10月末 1年生マーク卒業&独り立ち

入職して半年。これで1年生卒業です!!6か月間身につけていた新人マークを外し、他の看護師と見た目は一緒です。分からないってことで逃げられなくなる立場となったのです。

どうしようと思う反面、ここまで来たんだと晴れやかな気分でした!

11月~12月 日勤で重症患者の受け持ち&夜勤2~3人入院受け入れ

受け持ち患者の重症度が高くなりました。なので日勤は重症患者1人+軽症患者1人という配置が多かったです。やはり、急変することもあり、緊急挿管やCV・Aライン挿入、心臓マッサージなど…テレビで見る世界でした。そしてICUへ転棟…もう考える余裕もなくとにかく時間との勝負です。

ICUへ転棟に行くのはとても緊張して…申し送り内容を確認する時間もないまま転棟へ行くので、ICU看護師からけちょんけちょんに言われたことも…

だって、「急変して分からないまま処置・検査が終わり病態生理が結びついてないんだもん」といじけていました。勉強できていない自分が悪いんですけど、朝受け持ちが決まり、初めての疾患でその勤務内で急変すると本当に勉強ができていない状態なので…申し送りでつっこまれたらどうしようとひやひやしていました。

夜勤でも入院2~3人は当たり前になり、整形外科・循内・消化器と受け持ち患者の疾患が様々で頭は大混乱でした!!!!たまに骨折ばかり3人くらい受け持つと、この患者さんの骨折は右?左?みたいなことになっていましたね。

少しずつ成長を感じながらも急変したり夜勤では入院に追われ時間内で終わらなかったり…だんだんと疲労が強くなり遅れて5月病みたいな症状が出た時期でした。

1~3月 他の看護師の仕事も意識して行動する

重症患者の受け持ちは相変わらず続いており、重症例の病態生理や悪化の予測なども少しずつ分かるようになっていました。そして、自分の受け持ちが軽いときは他の看護師の仕事を手伝うことも強く意識して動くように努力し、1年生なりにメンバーシップを考えるようになってきました。

夜勤中も雑務は私が全部やらないと!と張り切り過ぎて、たまーに「この先輩、さっきから全然動いてなくない?私しか仕事してなくない?」と思うこともありましたが…

1年生の宿命ですよね。

3月 症例発表&1年生卒業

1年生のメインイベント、症例検討会。1月末~1か月準備をして終えました!
そして、3月で本当に1年生卒業です(^^♪

長かった~
大変だった~
でも、充実してた~!!!!!

救急新卒1年目はだいたいこんな感じで過ぎました。きっとこれから救急部に入りたいって思ってる人も、4月~救急部に配属となった人も、先の情報を持っておくと少し安心しますよね。

病院によって方針も違うだろうし、このスケジュール通りではないと思いますけど、参考になれば幸いです。

保険マンモス

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