救急疾患

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循環器

ペースメーカーの基本~適応疾患やモードについて~

ペースメーカーの基本事項として、適応疾患、ペースメーカ―の構造やモードを理解する必要があります。適応疾患は洞不全症候群、完全房室ブロック、徐脈性心房細動の3つです。モードは3文字の英語を使って表し1文字目がペーシング部位、2文字目がセンシング部位、3文字目が自己心拍時の応答です。3文字の英語が分かればモードを理解できます。
呼吸器

本当にいびき?睡眠時無呼吸症候群なら治療が必要

いびきだと思ってても、実は睡眠時無呼吸症候群かも知れません。睡眠時無呼吸症候群は10秒以上の呼吸停止時間が1晩で30回以上、または1時間で5回以上ある人です。1番の原因は肥満による気道狭窄で睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、生活習慣病・心筋梗塞・脳梗塞のリスクははるかに高まります。治療はまず生活の見直しから!
呼吸器

慢性閉塞肺疾患(COPD)の治療は【禁煙】と【酸素】

慢性閉塞性肺疾患の原因はたばこです。長期間喫煙すると、酸素が取り込めなくなる肺気腫と痰が多くなる慢性気管支炎を合わせて慢性閉塞性肺疾患になります。COPDの1番治療法は禁煙、呼吸を楽にする方法として酸素療法を行います。禁煙しない限り症状は悪くなる一方で必要不可欠です。在宅酸素療法を導入すれば日常生活を送ることも可能ですが注意事項が多いです。
呼吸器

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療と合併症が分かる

慢性閉塞性肺疾患とはガス交換ができなくなる肺気腫と炎症による痰の貯留で気流閉塞が起こる慢性気管支炎の2面性を持つ疾患で1番の原因は長期間の喫煙です。慢性閉塞性肺疾患の治療として、薬物療法、酸素療法が中心です。慢性閉塞性肺疾患は肺がんを始めとする肺合併症が多いですが、全身の合併症として虚血性心疾患、骨粗鬆症、抑うつもあります。
呼吸器

【救急看護】最低限知っておきたい細菌性・ウイルス性肺炎

肺炎は頻度の高く死亡原因上位の怖い疾患です。原因微生物によって症状が異なります。ウイルス性の方が症状が強く重症になる可能性があり、一般的には細菌性・ウイルス性肺炎ともに治療をすれば完治できます。免疫力が低下している患者に感染する院内肺炎の場合は挿管管理や中には死に至る症例もあります。
呼吸器

【救急看護】これだけは知っておきたい間質性肺炎

肺炎の中でも間質性肺炎は難治性で風邪などちょっとした不調をきっかけに急性増悪することがある怖い疾患です。肺胞間の間質と呼ばれる部分に炎症や線維化をきたし、酸素交換機能が低下します。その結果、呼吸が苦しくなりいずれは酸素投与や人工呼吸器管理が必要になることもあります。救急部では急性増悪による呼吸不全の症例がよくきます。
循環器

救急・災害時に増えるたこつぼ型心筋症とは

ストレスが原因と言われているたこつぼ型心筋症は救急入院や災害時に多いです。左室の収縮が不十分になりエコーでタコつぼのような形を認めることから名づけられ、一過性に急性心筋梗塞と類似した症状を認めます。急性冠症候群との鑑別が非常に大切で類似した検査を施行し診断をします。予後良好ですが、高齢者は自覚症状が乏しいので注意です。

【救急看護】最低限知っておきたい生常圧水頭症

脳疾患の合併症や高齢になると原因不明の正常圧水頭症を発症する可能性があります。脳室とういう空洞の中に髄液が貯留して脳実質を圧迫し、3症状と呼ばれる歩行障害、尿失禁、認知機能の低下を認めます。脳室に髄液が貯留しないよう逃げ道を作る治療として脳と腹腔内、腰椎と腹腔内にシャントを造設すると症状を軽快させることができます。
循環器

【救急看護】左心不全・右心不全・うっ血性心不全の違いと対応

心不全とは心臓に負担がかかり心臓の本来の働きが低下した状態のことを指します。左心不全では全身へ血液を送り出す能力が低下し、心拍出量が減少します。また肺静脈がうっ滞して肺水腫を合併すると低酸素症状も認めます。右心不全は全身の静脈が溢れ、むくみを中心に症状が現れます。心臓と肺の循環動態を整理すると理解が早いです。
循環器

【救急看護】急死の原因に多い大動脈解離

突然死の原因で心筋梗塞と同様に多い疾患は大動脈解離です。特にスタンフォードA型は治療の遅れが命とりになり発症後48時間で半数がなくなるとも言われています。救急搬送される頻度の高い疾患ですので、救急部に所属する看護師は必ず知っておかなければならない疾患です。A型B型のそれぞれの治療についてまとめました。
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